結論からお伝えすると、このバッカンは
陸っぱりからの釣りに最高なバッカンです。
この記事は
- バッカンなんていらなくない?って思われてる方
- 初めてバッカンを購入される方
- バッカンの買い替えを検討されている方
- オカッパリバッカンの特徴を知りたい方
にオススメな内容です。
目次を付けていますので、読みたい箇所からご覧ください。
バッカンが必要ないと思っていた私がバッカンを購入するまでの経緯
以前、私はバッカンを持っておらず、プラスチックの収納ボックスやバッグに仕掛けやルアーを入れて釣りへ行っていました。

もちろんバッカンがなくても、釣りを十分楽しむことができます。
私自身、釣りを始めて数十年はバッカンなど持っていませんでした。
というかサイズが大きく、かさばるし、むしろいらないと思っていました。
じゃあなぜバッカンを買ったのか?
理由は
少し良い(高価な)ロッド(釣竿)、リールを使い始めたからです。
それまではかなり安物のロッドとリールを使用していたので、キズがついてもそれほど気にならなかったんですが、ある程度の金額のする釣具を買うと、少しのキズでも気になるようになりました(笑)
ロッド(釣竿)やリールに傷がつくのは
- 地面に直置き
- 壁へ立てかけ
- テトラポッドなどへの接触
が主な原因です。
その問題を解決してくれるのが
ロッドホルダーです!
このマズメのオカッパリバッカンにはロッドホルダーが2つ付いています。

ロッドホルダーが無いと
- 休憩する時
- 魚が釣れた後の処理をする時
- 釣り場に釣竿を2本持って行った時
などにロッドの置き場所に困り、慎重に地面や壁に置いたつもりでも足が当たって蹴ってしまったり、風が吹いたり、魚が暴れて糸が引っ張られて倒れてしまう時があります。
倒れてしまうとロッドもリールも大きな傷がついてしまい、最悪の場合は折れてしまうなどの破損につながる場合もあります・・・
しかし、良い道具を揃え始めた頃はまだバッカンを敬遠しており、クーラーボックスに後付けのロッドホルダーを取り付けるなどして対策していました。
↓こんなやつ
もちろんこれでロッドとリールの傷対策は出来たんですが、クーラーボックスが必要ない(持っていきたくない)釣行の際に困ってしまいました。
私的にクーラーボックスが必要ない(持っていきたくない)釣行というのは
- 冬場、涼しい時期
- 近場で短時間の釣り(朝まずめ、夕まずめのみの釣行)
- 夏以外のテトラポッドなどの足場が不安定な場所での釣り
などです。
私はそのようなシチュエーションの場合はビニール袋に釣れた魚を入れて持ち帰ります。
そういう釣行の際はいつも以上に気をつけながら釣りをするのですが、やはりそれでも小傷がついてしまいました。
その後、ロッドやリールを新調(買い替え)するタイミングで、できるだけ傷をつけたくないと思いバッカンを購入することにしました。
オカッパリバッカンの特徴
- 本体のサイズ(内寸)
縦 × 横 × 高さ=約25 × 37 × 24 (センチ)

- ロッドホルダー
サイドには2つのロッドホルダーが取り付けられており、サイズは上部が約5センチ、底部が約4センチです。

私はショアジギングもするので、グリップエンドの直径が大きいロッドを使用しますがすっぽり入ります。
下の画像のロッドは『コルトスナイパー XR S100MH』で、私が持っているロッドの中で1番グリップエンドの直径が大きいロッドですが問題なく入ります。

- プライヤーホルダー、フィッシュグリップ(魚挟み)ホルダー
ロッドホルダーの反対側のサイドには、プライヤー、フィッシュグリップ(魚挟み)が入れられるホルダーが付いています。(黄色く見える物はマスキングテープで、私が貼り付けた物です)

私はライフジャケット(ゲームベスト)にプライヤーとフィッシュグリップを収納しているので、このホルダーには大きめの魚挟みを入れています。(毒魚が釣れた時に使用するため)

また、Dカンが付いているので、スパイラルコードを付けておけば落下防止になります。

- トレー、一部メッシュのルアーケースが付属
縦 × 横 × 高さ=約11 × 23.5 × 5 (センチ)

地味に役立つのがこのトレーです。
このトレーは4箇所のツメ?のようなもので、バッカン内側に取り付けられるようになっており、簡単に取り外しも出来ます。

私はこのトレーにその日使用したルアー、オモリ、仕掛けを入れておくのに使っています。
理由は
- ルアーローテーションをスムーズに行うため
- 帰宅後の手入れ(洗浄)のため
※公式ではトレーには頻繁に使うツール類、ルアーケースには使用後のルアーを入れると便利。と記載されております。
じゃあなぜ付属のルアーケースを使わないのか?というと、釣りをしている最中ルアーチェンジの度にケースに入れると、ルアー同士のトレブルフックが絡んでしまい、再度同じルアーを使おうと思った時スムーズにルアーの付け替え出来なくなってしまうからです。
帰宅直前にルアーケースに入れて持ち帰るのが、1番良い使い方だと思います。(面倒臭いので、私はトレーに入れたまま持ち帰り、トレーごと水道で水洗いしていますが・・・)
- 作業しやすいフタと内側にジッパー付きのメッシュポケット
フタはプラスチック?樹脂?のような素材で、中央部分は作業しやすいように平らになっています。
さらに、雨や潮が被っても水が流れやすいような形になっています。


フタの内側はジッパー付きのメッシュポケットとなっており、私はリーダー(ライン)やメジャーを入れておくのに使っています。
頻繁に使用するものではないが、忘れると困る釣具を入れておくのに最適です。
※公式ではレインウェア、グローブを収納するのに便利と記載されております。
- 底面の脚は滑り止め

mazumeのデザインで、材質は硬いゴムのような感じです。
滑り止めに関してはある程度平らな面では問題ないのですが、テトラポッドのように湾曲になっているような場所ではあまり期待できません。
私自身の不注意もありますが、テトラポッドから海に落下させてしまったことがあり、少し加工して対策しました。(詳しくは下の記事をご覧ください)
- ショルダーベルトとハンドル(持ち手)付き

ショルダーベルトは水が染み込みにくいビニールのような材質なので、雨や潮が被るような場所でも気にせず使えます。
また、Dカンで取り付けられているので、必要ない場合は簡単に取り外しが出来ます。
しかし、ハンドル(持ち手)は硬いスポンジ?にポリエステル系の生地が巻かれている物なので、水を吸ってしまうのが少し残念な点です。
オカッパリバッカンを使ってみて
バッカンを購入したきっかけは先程お伝えした理由でしたが、いざ使ってみると・・・
めちゃくちゃ便利!
なぜもっと早く買わなかったのか!?
と思いました。
このバッカンは大容量なので、かなりの量のルアー、仕掛けを一つにまとめて持ち運ぶことが出来ます。
それがバッカンの本来の用途なので、当たり前といえば当たり前なのですが
- 持っていくルアーを厳選しきれない
- 長時間の釣行の際は2種類以上の釣りがしたい
- 釣具以外にも持って行きたい荷物が多い
といった私には最適な道具でした。
少しだけ不満な点も記載しましたが、それを差し置いても
本当に買ってよかった!!
と思える釣具でした。

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