スーパーカブを選んだ理由と完成予想図
以前、釣行、ソロキャンプ用に『スーパーカブ90 カスタム』を納車しました。

まず、なぜカブを選んだのか?
理由は
燃費と圧倒的な積載量です!!

純正キャリアに加え、延長キャリアのおかげでかなりの積載量になります!

まず、釣具(クーラーボックス、バッカンなど)やキャンプギアを簡単に運ぶために必要なのがボックスです。
出来るだけ大きいの物が良かったので、選んだボックスは容量が69Lもある
『アイリスオーヤマ バックルストッカー KB-540』です。

このボックスを純正キャリアではなく、延長キャリアに取り付けていきます。

純正キャリアにはピリオンシート(タンデム用のシート)やクーラーボックス、その他のキャンプギアを載せたいので。
カスタム開始
ベニア板をカット
このボックスの底面(裏)は凹凸があり、そのまま取り付けると不安定で、強度と安定性に欠けます。
この凹凸と高さが合うようににベニア板などをカットします。

キャリアを外してネジ穴に印をつける
キャリアの外し方は写真のボルトを外す(左右合わせて計4ヶ所)。


4ヶ所ともボルトを外すと延長キャリアが外れます。

外せたら延長キャリアを裏返して、先ほどカットしたベニア板をボックスに乗せた状態で、固定するための金具を合わせます。
私は『アイストラップ』という金具を使用しました。
※この時、ベニア板とキャリアの真ん中に線を引いておくとズレずに合わせやすいです

『アイストラップ』で固定したい場所が決まったら、ネジ穴をペンでマークします。

これを取り付けるだけでもキャリアとボックスはしっかり固定されますが、心配な方は下記も追加してみてください。
『荷締めベルト』と『L型のアイストラップ』を使用して、さらに固定する。

『L型のアイストラップ』をキャリア横と

ボックスのサイドに

取り付けて、『荷締めベルト』を『キャリア』、『L型のアイストラップ』に通して、締め付けることで固定強度が増します。
穴を開ける
先程、印をつけた場所を電動ドライバーを使って穴を開けていくんですが・・・
細いドリルで穴を開けてから、太いドリルで穴を広げてください。
※いきなり太いドリルで穴を開けると、板が割れてしまう場合があります

私は『M4サイズの皿ネジ』を使用するので、最終的に『5mmのドリル』で穴を開けました。

キャリアと固定するためのネジ穴を開けたら、ボックスとベニア板をさらに固定するためのネジ穴を追加で開けていきます。

ベニア板の穴をネジの入るサイズまで全て拡大したら、ボックス裏にベニア板を合わせて、穴からドリルを入れてボックスに穴を開けていきます。
※ボックスに穴を開けるときも細いドリルから使わないと、割れてしまう場合があります

開けた穴はヤスリがけしておくと、仕上がりが綺麗になります。

ベルトを通される方は『L型のアイストラップ』用の穴も忘れず開けましょう。
ベニア板の塗装
底面とはいえ、雨が滴ったり、道路の泥の跳ね返りが付着したりすると、ベニヤ板が腐ってしまう場合があります。
対策として、ラッカースプレーなどで塗装すると、腐食を防ぐことができます。
使用するラッカースプレーは100均(ダイソー)の物でも大丈夫ですが
表面、裏面、側面を重ね塗り(3回)するとスプレー(100ml)が3、4本必要だったので、元々400mlの物を購入しておく方が、ゴミは少なく済みます(笑)


私は黒で塗装した後、クリア塗装もしておきました。

塗装後、24時間させれば完成です。
ネジ止めとキャリア取り付け
まず、キャリアとの固定部以外をネジ止めしていきます。
『M4の30mmの皿ネジ』で底面の固定をしました。


※ネジの頭をボックスの内側にして締めることで、ネジの余りでボックス内が凸凹し辛くなります
サイドの『L型のアイストラップ』は『M4の15mmの皿ネジ』と強度を出すために内側に『ユニクロUBプレート1/4』で固定しました。


あとは底面にキャリアをあてがいながら『アイストラップ』で固定して

キャリアをバイクに取り付ければ完成!!

完成
全てネジ止めして、ボックスを揺らしてみるとガッツリ固定されていましたので、ベルトでの固定はしませんでした。
サイドの『L型のアイストラップ』は荷物を固定のためのフック掛けに使うことにします。

※キャリア固定部のネジの数は12個、それ以外で14個、合計26個のネジで固定しているので、かなり安心ですが、半年に1度くらいネジの緩みを点検しようと思います。
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