「キャンプを始めてみたいけど、なにが必要なのかわからない」という声をよく聞きますので、今回は初めてのキャンプに最低限必要な商品を紹介します。
しかし、Amazonや楽天、ホームセンターなどで激安で売られているよくわからないメーカーの製品は当たり外れが多く、中には数回使用しただけで壊れてしまう物もあります。
そのせいでキャンプ自体が嫌になってしまうともったいないので、元キャンプメーカー社員目線で、信頼できる商品を紹介していきたいと思います。
キャンプを楽しむために力を入れるところは?
- 快適な睡眠
- おいしい料理を作る
この2つをいかに楽しく過ごせるかで、初心者の方がまたキャンプをしたいかどうかが決まるといっても過言ではありません。
そのために必要なキャンプギアは
- テント
- マット関係
- 寝袋
- ランタン
- 調理器具(コンロ、焚火台など)
- チェア
- テーブル
- クーラーボックス
順番におすすめな商品を紹介していきます。
必要なキャンプギア
テント:タフスクリーン2ルームハウスMDX
このテントはポール(骨組み)がキャノピーポール(出入り口を立ち上げる骨組み)を除いてすべてアルミ合金となっており、安価なテントに使われるFRP素材のポールに比べて、軽く、丈夫さも段違いです!
「初心者がいきなり2ルームテント?」と思われるかもしれませんが、テントは寝るためのスペースで、食事やくつろぐための場所としてタープ(屋根のみのテント)が必要になります。
それらを別々に設営することを考えると、このテントはテント単品よりも設営の難易度が少しだけ上がりますが、設営してしまえば、1つで2つの役割を担えるんです!
しかも、このレベルの物を別々に買うと、逆に値段が高くつきます。
マット関係:テントシートセット 3025
テントの下の生地は意外と薄いです。
キャンプサイトが芝生の場所であっても、テント内にマットを敷かないと痛くて眠れません。
またテントの寿命を延ばすためにグランドシート(テントと地面の間に敷くシート)の使用をオススメします。
しかし、テントによってサイズの合うマットは異なりますので、購入の際はご注意ください!
寝袋:マルチレイヤースリーピングバッグ
この寝袋は4シーズン対応(寒がりの方は3シーズン)です!
その分値段はしますが、その価値は十分です!
仕組みを簡単に説明すると2種類重なっている寝袋+フリースの毛布が付いた状態で販売されています。
その2種類の寝袋は5℃対応と12℃対応の物となっており、それぞれ別々に使用することができます。
フリースも含めてすべて組み合わせると、マイナス5度~マイナス11度の気温の中でも使える寝袋です。
しかし、「キャンプは夏と春、秋の温かい時期しか行かない」って方は
『コージーⅡ/C5』で十分です。
※コールマンの寝袋は同じ寝袋であれば連結(2つの寝袋を繋げる)出来るものが多いので、寝袋を2つ購入する際は同じ商品を購入することをオススメします。
ランタン:バッテリーガード1000ルーメン
初めてのLEDランタンならこれ一択です!
理由は他のシリーズのLEDランタンに比べて、値段が安いのに明るさが1,000ルーメンもあるからです!
見た目だけで選んでしまって、明るさが足りないランタンでキャンプへ行くと、
- 料理を作るとき、肉や野菜がうまく焼けているかわからない
- テーブルの上が薄暗くて貧相に見える
見た目にこだわりたい方もいると思いますが、それは2つ目以降のランタンでもできるので、初めて購入するランタンは明るい物を選びましょう!
調理器具:ファイアーディスク
野外で料理を作るためには調理器具(BBQグリル、たき火台、燃焼器など)が必要です。
ガスコンロやBBQグリル、焚火台など、何か1つでも持っている場合はそれを使えば良いのですが、購入するのであれば、コールマンの『ファイアーディスク』をオススメします!
でも「なぜ、焚火台なのか?」
それはズバリ!
料理の後、焚き火も楽しめるから♪
焚き火はキャンプの醍醐味ですからね♪
また、冬のキャンプで焚き火は活躍します!
料理をする時は炭(火力調節が薪に比べて簡単)で、焚き火は薪(火が上まで上がるので温かく、雰囲気も出る)で使い分けるとより快適に楽しめます。
チェア:リゾートチェア
チェアに関しては、まずは安いものからで大丈夫です!
何度か使ってみて不満が出てきたら買い替えましょう!
テーブル:ナチュラルモザイクリビングテーブル/120プラス
天板のサイズは120cm×60cmで、高さは40cmと70cmの2段階調節が可能です。
2~4人で使うのに調度良いサイズです。
組み立ては2つ折りの天板を広げてロックし、脚を4本広げるだけの簡単構造!
コールマンの中では価格もお手頃です♪
クーラーボックス:ホイールクーラー/60QT
容量は56Lで運搬時に嬉しいホイールとハンドル付きです。
クーラーボックス単体だとそれほど重くないのですが、中に食材や飲み物を入れると、すごく重たくなりますので、ホイールがあるのと、ないのとでは大違いです!
まとめ
以上がファミリーキャンプを始めるために最低限必要な物です。
その他に必要な物(フライパンやお鍋など)はご自宅にあるもので代用しましょう。
今回紹介した製品を家族4人分、Amazon、楽天で購入すると約11万円になります。
合計金額を見ると、少し高い気がしますよね!
でも1度購入してしまえば、キャンプ場の使用料金と消耗品だけなので、旅行へ行くよりも安いです!
なにより子供は大喜びです♪
私もそうですが、子供の頃に旅行へ連れて行ってもらったことはあまり覚えていませんが、
キャンプへ行った記憶は今でも覚えています!
是非、キャンプで子供や大切な人との思い出づくりをしてみてください♪
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