キャンプをしたいと思ってテントを探してみると・・・
種類がたくさんあって「どう違うの?」「どれを選べば良いの?」って思ったことはありませんか?
この記事では、テントごとに
- オススメの季節
- 使用人数の目安
- サイズ感
- 使い勝手
などを踏まえながら、元某アウトドアメーカー社員の目線で紹介していこうと思います。
まず、テントの値段は
- ポールの材質
- 耐水圧
- テントの生地(材質や厚さ)
- テントの大きさ、形状
で大体決まります。
テント選びはその辺りをいかに予算内で、折り合いをつけていくかが重要です!
その辺りの言葉の意味については下の記事で詳しく解説しておりますので、あわせてご覧ください。
ファミリー、夫婦、カップルにオススメなテント3選
タフスクリーン2ルームハウス/MDX
このテントの定員、スペックは
- 定員は[約4〜5人]
- 本体サイズは[約5.6m × 3.4m × 2.15m(h)]
- 寝室サイズは[約3m × 2.5m × 1.75m(h)]
- フライシート、フロアの耐水圧は[約2,000mm]
- 重量は[約17kg]
- フレームポールの材質は[アルミ合金]
- キャノピーポールの材質は[スチール]
このテントがオススメな方、使い勝手、サイズ感
- 夫婦、カップル、ペットを連れて行きたい方
- 3〜5人家族
- 虫が苦手な方
- 広々した居住空間が欲しい方
- キャンプ時に必ずタープを使う方
このテントは暖かい時期にキャンプへ行きたい初心者にオススメな2ルームテントです。
寝室サイズは大人2人、子供3人までなら寝られるくらいの大きさです。
リビングサイズはインナーテントを付けた状態で『ナチュラルモザイク リビングテーブル/120プラス』と『ツーウェイキャプテンチェア』を4脚置いて、少しスペースが余るサイズ感です。
また、『タフスクリーン2ルームエアー/MDX+』『タフスクリーン2ルーム TX/MDX』と同様、インナーテントを外せば、そのスペース分がリビングとして使えるので、5人家族の方は日中テントをつけずに大型のリビングルームとして使用し、お子さんが寝られるタイミングでテントをつけることで、窮屈することなく過ごすことができます。
※[吊り下げ式]という、フライシート(外枠)を立てから、その中にインナーテントを吊り下げる方法で設営するので、テントを簡単に取り外しできます。
下の記事では『タフスクリーン2ルームハウス/MDX』と他メーカー(ロゴス、スノーピーク)の同価格帯の商品とで比較もしております。
タフスクリーン2ルームエアー/MDX+
このテントの定員、スペックは
- 定員は[約4〜5人]
- 本体サイズは[約5.6m × 3.4m × 2.15m(h)]
- 寝室サイズは[約3m × 2.5m × 1.75m(h)]
- フライシート(寝室)、ルーフフライの耐水圧は[約3,000mm]
- フライシート(リビング)、フロアシートの耐水圧は[約2,000mm]
- 重量は[約20kg]
- フレームポールの材質は[アルミ合金]
- キャノピーポールの材質は[スチール]
このテントがオススメな方、使い勝手、サイズ感
- 夫婦、カップル、ペットを連れて行きたい方
- 3〜5人家族
- 虫が苦手な方
- 広々した居住空間が欲しい方
- キャンプ時に必ずタープを使う方
- 夏にキャンプへ行かれる方(寒い時期にはキャンプへ行かない方)
このテントは夏メインにキャンプへ行く方にオススメな2ルームテントです。
寝室サイズは大人2人、子供3人までなら寝られるくらいの大きさです。
リビングサイズはインナーテントを付けた状態で『フォールディングリビングテーブル 120』と『レイチェア』を4脚置いて、少しスペースが余るサイズ感です。
また、『タフスクリーン2ルームハウス/MDX』『タフスクリーン2ルーム TX/MDX』と同様、インナーテントを外せば、そのスペース分がリビングとして使えるので、5人家族の方は日中テントをつけずに大型のリビングルームとして使用し、お子さんが寝られるタイミングでテントをつけることで、窮屈することなく過ごすことができます。
※[吊り下げ式]という、フライシート(外枠)を立てから、その中にインナーテントを吊り下げる方法で設営するので、テントを簡単に取り外しできます。
先ほど紹介した『タフスクリーン2ルームハウス/MDX』との主な違いは
- シート生地が[ダークルームテクノロジー]を採用
- フライシート(寝室)、ルーフフライの耐水圧が[約3,000mm]
- [ルーフフライ]が付属されているので、ダークルームテクノロジーと組み合わさって、さらに涼しい
- 寝室に[サイドウィンドウ]がついているので、4方向メッシュにすることも可能
※『ダークルームテクノロジー』については下の記事で詳しく解説しています。
定価で計算すると、金額の違いは16,500円(2023年の定価金額で計算)です。
夏場において、ルーフフライシートによる遮光率アップと、ダークルームテクノロジーの恩恵はかなり大きいです。
また、耐水圧が高いので梅雨などの長雨でも安心して使用することができます。
下の記事では『タフスクリーン2ルームエアー/MDX+』と他メーカー(DOD、スノーピーク)の同価格帯の商品とで比較もしております。
タフスクリーン2ルーム TX/MDX
このテントの定員、スペックは
- 定員は[約4〜5人]
- 本体サイズは[約5.6m × 3.4m × 2.1m(h)]
- 寝室サイズは[約3m × 2.5m × 1.73m(h)]
- フライシート、ルーフフライ、フロアの耐水圧は[約2,000mm]
- 重量は[約20.5kg]
- フレームポールの材質は[アルミ合金]
- キャノピーポールの材質は[スチール]
このテントがオススメな方、使い勝手、サイズ感
- 夫婦、カップル、ペットを連れて行きたい方
- 3〜5人家族
- 虫が苦手な方
- 広々した居住空間が欲しい方
- キャンプ時に必ずタープを使う方
- 冬にもキャンプへ行きたい方
このテントは春夏秋冬キャンプへ行きたい方にオススメな2ルームテントです。
寝室サイズは大人2人、子供3人までなら寝られるくらいの大きさです。
リビングサイズはインナーテントを付けた状態で『ナチュラルウッドロールテーブルクラシック/110』と『レイチェア』を4脚置いて、少しスペースが余るサイズ感です。
また、『タフスクリーン2ルームハウス/MDX』『タフスクリーン2ルームエアー/MDX+』と同様、インナーテントを外せば、そのスペース分がリビングとして使えるので、5人家族の方は日中テントをつけずに大型のリビングルームとして使用し、お子さんが寝られるタイミングでテントをつけることで、窮屈することなく過ごすことができます。
※[吊り下げ式]という、フライシート(外枠)を立てから、その中にインナーテントを吊り下げる方法で設営するので、テントを簡単に取り外しできます。
1つ目に紹介した『タフスクリーン2ルームハウス/MDX』との主な違いは
- 『ルーフフライシート』が標準装備
- 生地が『TexFiber』素材
- リビング側、テント側ともにペグダウン可能な『フルスカート』仕様
※『TexFiber』については下の記事で詳しく解説しています。
定価で計算すると、金額の違いは21,010円(2023年の定価金額で計算)です。
先ほど紹介した『タフスクリーン2ルームエアー/MDX+』よりも値段は上がりますが、フルスカートのおかげで、冬キャンプ際に足元から入る冷たい風を防げます。
夏場においても、ルーフフライシートを取り付けることで遮光率を高めることができ、テント内の暑さも軽減されます。
まとめとファミリーテント以外の選び方
私がファミリー、夫婦、カップルにオススメするコールマンのテント3選でした。2ルームテントばかりでテント単品は?と思われる方もおられると思います。
確かに一昔前は、テント単品とスクリーンタープ単品を購入して、キャンプの際には連結して使用し、デイキャンプの際はタープ単品で使用するというのが主流でした。
しかし、ここ数年は利便性、コストパフォーマンスを重視した商品のニーズが高まっており、2023年現在、コールマンではトレンドや要望の多さから2ルームテントを中心としたラインナップとなっております。
とはいえ、テント、タープを単品で選ぶメリットも多くあります。気になる方は下の『チェック』からご覧ください。
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