【2023年最新】コールマンの寝袋(シュラフ)の選び方を元キャンプメーカー社員が解説

※本サイトはアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています。
キャンプ
スポンサーリンク

寝袋を買いたいと思って探してみると・・・

「種類がいっぱいあって、どれを選んだらいいのかわからない」と思ったことはありませんか?

結論からお伝えすると、使いたい季節、気温で選ぶことが重要です。

 

この記事では

  • 寝袋の形ってなんで違うの?
  • 商品名についてる数字ってなに?
  • 結局どの寝袋を選んだらいいの?

と思っている方へ向けた内容になります!

今回は基礎知識も含めて、コールマンの寝袋の選び方元某アウトドアメーカーの社員目線で紹介いたします。

スポンサーリンク

寝袋を買う前に知っておきたい基礎知識

まずは寝袋の形商品名についてる数字について触れていきたいと思います。

寝袋(シュラフ)の形の違い

一般的に寝袋には封筒型マミー型の2つの形があり、両方に長所短所がありますので順番に見ていきましょう。

封筒型

  • 初めて寝袋で寝る方でも窮屈と感じにくい
  • 同じ寝袋同士であれば連結(2つの寝袋をくっつけられる)して大型の寝袋として使用可能な商品もある(大人2人と子供1人で寝ることができる)
  • L字型にファスナーが開くので、暖かい日は敷き布団や掛け布団として使用可能
  • 寝袋と体の間に隙間ができるため、寒い時期では使いづらい
  • サイズが大きいのでかさばる
テント内に敷かれたカラフルな寝袋の画像

マミー型

  • 寝袋と体の間に隙間が少ないので、熱が逃げにくい(頭も覆える)
  • 横幅が狭いので、テント内の有効スペースが大きくとれる(人数も多く寝られる)
  • コンパクトに収納できる
  • 温度調節が難しいので、暑い時期には使いづらい
  • 慣れるまでは窮屈に感じる
山岳地帯で寝袋を広げる男性の画像

じゃあどっちを選べばいいの?

春、秋や気温が低くないなら『封筒型』『マミー型

夏や気温が高い場所へ行くなら『封筒型

冬や気温が低い場所へ行くなら『マミー型

という使い分けがオススメです♪

寝袋(シュラフ)の商品名についてる数字

この数字に関してはアウトドアメーカーによって意味合いが変わってきます。

例えば

  • 快適に使える気温の数字
  • ギリギリ使える気温の数字
  • シリーズ内で商品を区別するための数字
  • 中綿の重さ

などです。

コールマンの場合快適に使える気温の数字ギリギリ使える気温の数字]が混在しています。そのため、商品名だけを見て判断するのではなく、商品説明もしっかり読みましょう

スポンサーリンク

結局どの寝袋(シュラフ)を選んだら良いの?

季節ごとにオススメの寝袋を紹介していこうと思います。

また、基本的に寝袋(シュラフ)はメーカーが推進している温度より+5℃と考えて選びましょう(例えば快適温度が5℃以上と書かれていたら、実際は10℃以上が快適温度)

※気温の関係上、関東、中部(太平洋側)、近畿、中国、四国、九州を対象にしています。

春、秋にオススメの寝袋(シュラフ)

春と秋は寒暖差が激しいため、行くキャンプ場の気温を調べて、快適温度が5℃、0℃の寝袋(シュラフ)を選んでください。

コージーⅡ/C5(オレンジ)

この寝袋(シュラフ)の特徴を簡単に説明すると

  • サイズは[約84cm × 190cm
  • メーカー推進の快適温度は[5℃以上
  • 抗菌加工]がされている
  • 同じ商品同士で[連結が可能
  • 洗濯機で[丸洗い可能

 

よく比較される一番安価なパフォーマーIIIとの違いは

  • シャカシャカした生地ではなく肌触りがいい
  • 抗菌加工がされている
  • 横幅が約4cm大きい

金額の違いは1,000円程なので、上記の違いが気になる方は『コージーII』を選ぶのがオススメ


パーカー/C2

この寝袋(シュラフ)の特徴を簡単に説明すると

  • サイズは[約210cm × 84cm
  • メーカー推進の快適温度は[2℃以上
  • 脱着可能なフード(温度調整、枕)
  • 同じ商品同士で[連結が可能
  • 洗濯機で[丸洗い可能

フードを脱着することで温度調節をしたり、としても使えるのが嬉しい!

真冬での使用は厳しいですが、冬寄りの春、秋で使える封筒型の寝袋(シュラフ)です。


ファミリー2 in1/C5(グレージュ)

この寝袋(シュラフ)の特徴を簡単に説明すると

  • サイズは[約168cm × 190cm(分割時は約84cm × 190cm)]
  • メーカー推進の快適温度は[5℃以上
  • 肩口を覆う[サーマルスプリットカラー]が採用されている
  • 同じ商品同士で[連結が可能
  • 洗濯機で[丸洗い可能

この寝袋は大人2人と子供1人など、複数人で一緒に寝ることを想定して作られています

普通、複数人で同じ寝袋に入ると肩口に隙間が出来てしまい、隙間風が入って寒く感じます。しかし、この寝袋はサーマルスプリットカラーという寝袋の袖口に切り込みが入っているため、肩口からの隙間風を防いでくれます

また、寝袋を分割して1つずつ使うこともできるので、季節や子供の成長に合わせて使い方を変えるのがオススメです!


コンパクトコルネット/L0

この寝袋(シュラフ)の特徴を簡単に説明すると

  • サイズは[約198cm × 75cm
  • メーカー推進の快適温度は[0℃以上
  • センタージッパー]なので開閉しやすい
  • 手足が出せる
  • 洗濯機で[丸洗い可能

この寝袋は[センタージッパー][手足が出せる作り]なので、初めてマミー型で寝られる方でもスムーズに開閉でき、温度調節もしやすい寝袋(シュラフ)です。

また、寒い時は寝袋を着たまま椅子に座って、本を読んだりもできます。

真冬での使用は厳しいですが、冬寄りの春、秋で使えるマミー型の寝袋(シュラフ)です。

紅葉した落ち葉の画像

夏にオススメの寝袋(シュラフ)

「夏に寝袋(シュラフ)って必要なの?」って思われる方もおられると思いますが、山や川、海に近い場所へ行くと、夜は結構寒いんです。

夜になって寒くて眠れないと、せっかく楽しかったキャンプが台無しになってしまいます。

コールマンの封筒型の寝袋であれば、L字のファスナーを下ろして、敷布団や掛け布団として使うこともできます!

初心者の方や行ったことのないキャンプ場へ行く場合は、念のために持っていきましょう。

コージーⅡ/C10(ネイビー)

この寝袋(シュラフ)の特徴を簡単に説明すると

  • サイズは[約84cm × 190cm
  • メーカー推進の快適温度は[10℃以上
  • 抗菌加工]がされている
  • 同じ商品同士で[連結が可能
  • 洗濯機で[丸洗い可能

 

よく比較される一番安価なパフォーマーIIIとの違いは

  • シャカシャカした生地ではなく肌触りがいい
  • 抗菌加工がされている
  • 横幅が約4cm大きい

金額の違いは1,000円程なので、上記の違いが気になる方は『コージーII』を選ぶのがオススメ。


ファミリー2 in1/C10(グレージュ)

この寝袋(シュラフ)の特徴を簡単に説明すると

  • サイズは[約168cm × 190cm(分割時は約84cm × 190cm)]
  • メーカー推進の快適温度は[10℃以上
  • 肩口を覆う[サーマルスプリットカラー]が採用されている
  • 同じ商品同士で[連結が可能
  • 洗濯機で[丸洗い可能

この寝袋は大人2人と子供1人など、複数人で一緒に寝ることを想定されて作られています

普通、複数人で同じ寝袋に入ると肩口に隙間が出来てしまい、隙間風が入って寒く感じます。しかし、この寝袋はサーマルスプリットカラーという寝袋の袖口に切り込みが入っているため、肩口からの隙間風を防いでくれます

また、寝袋を分割して1つずつ使うこともできるので、季節や子供の成長に合わせて使い方を変えるのがオススメです!

夏の海の波打ち際に立つ家族の画像

冬にオススメの寝袋(シュラフ)

一言で冬場にキャンプへ行くと言っても

  • テントにスカートがついているか?ついていないか?
  • 暖房器具は持っていくか?持っていかないか?
  • 積雪している場所か?していない場所か?
  • コンセントが使えるキャンプ場か?使えないキャンプ場か?

など、様々なシチュエーションが考えられます。

その辺りを踏まえた上で、適切な寝袋(シュラフ)を選ばないと、暑すぎたり、寒すぎたりして快適に眠れません

自身のキャンプスタイルにあった寝袋(シュラフ)を選ぶ必要があります。

タスマンキャンピングマミー/L-8

この寝袋(シュラフ)の特徴を簡単に説明すると

  • サイズは[約83cm × 203cm
  • メーカー推進の快適温度は[−2℃以上
  • コンプレッションベルト]付きの収納ケース
  • 洗濯機で[丸洗い可能

この商品は、中は大きく、隙間が小さい作りになっているので、マミー型の欠点である窮屈感が少なく、高い保温性を持った寝袋(シュラフ)です!

また、収納ケースにコンプレッションベルトという収納ケースに入れた寝袋を更に小さくするために圧縮するベルトがついているので、少しですが小さく収納することが可能です。


タスマンキャンピングマミー/L-15

この寝袋(シュラフ)の特徴を簡単に説明すると

  • サイズは[約83cm × 203cm
  • メーカー推進の快適温度は[−8℃以上
  • コンプレッションベルト]付きの収納ケース
  • 洗濯機で[丸洗い可能

この商品は、中は大きく、隙間が小さい作りになっているので、マミー型の欠点である窮屈感が少なく、高い保温性を持った寝袋(シュラフ)です!

また、収納ケースにコンプレッションベルトという収納ケースに入れた寝袋を更に小さくするために圧縮するベルトがついているので、少しですが小さく収納することが可能です。

雪が積もる自然豊かな場所の画像

4シーズン(一年中)使える寝袋(シュラフ)が欲しい

季節によって寝袋を使い分けるのが一番良いのですが、それだとお金も家の保管場所も必要になってきますよね。

そんな不満を解消してくれる寝袋を紹介します。

マルチレイヤースリーピングバッグ

この寝袋(シュラフ)の特徴を簡単に説明すると

  • サイズは[約90cm × 200cm
  • メーカー推進の快適温度は[12℃以上5℃以上-5℃以上
  • 分割して使える
  • 同じ商品同士で[連結が可能
  • 洗濯機で[丸洗い可能

この商品は青色の寝袋(アウターレイヤー)、白色の寝袋(ミッドレイヤー)、グレーのフリースがセットになった寝袋(シュラフ)です。

使い方は

  • ミッドレイヤーとフリースで、快適温度12℃以上
  • アウターレイヤーとフリースで、快適温度5℃以上
  • アウターレイヤーとミッドレイヤーとフリースで、快適温度−5℃以上

メーカーは4シーズン対応と謳っていますが、場所によっては真冬での使用は厳しい場合があります。

特に寒がりの方は3シーズン(春、夏、秋)対応の寝袋(シュラフ)と考える方がいいです。

しかし、他の寝袋よりも値段は少し高いですが、寝袋を3つ買うよりかは安く、収納スペースも少なく済みます!

また、大人2人、子供1人の3人家族の場合『マルチレイヤースリーピングバッグ』を2つ持っていれば、各レイヤーとフリースで季節や気温に合わせて様々な使い方が出来ます!

春夏秋冬の風景画像
スポンサーリンク

寝袋(シュラフ)を選ぶポイントのまとめ

ここまで季節ごとにオススメの寝袋(シュラフ)を紹介しましたが、優先すべきポイントは 

  • 子供と一緒に寝るなら封筒型で連結
  • 広々寝たいなら封筒型、スペースと保温性を重視するならマミー型
  • キャンプへ行く季節が、夏は封筒型、冬はマミー型、春と秋なら好きな方

大きくこの3点となります。

冬にキャンプへ行く際は、マットや暖房器具も考えて選ぶ必要があるので、それだけで楽しいですよね♪

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました